1.水餃子は主食!??
2.水餃子の食べ方は色々。
3.水餃子の包み方
4.水餃子の調理法 その1(茹で餃子)
5.水餃子の調理法 その2(スープ餃子)
6.水餃子の調理法 その3(焼き&揚げ)
7.水餃子の調理法 その4(番外編「漫画飯」)
水餃子は主食!??
“水餃子の皮の作り方”でも書きましたが、もともと中国では餃子は水餃子として食べられることが主流です。かつ、主食として食べられるので皮は分厚く、モチモチとした食感が楽しめます。
しかし、日本ではおかずとしての焼き餃子が一般的であり、市販の餃子の皮はそれを想定した薄い皮が採用されています。なので、水餃子に使う皮は市販の”餃子の皮”ではなく、ご家庭で手作りされることをお勧めします。
>>水餃子の皮の作り方はこちらを参照のこと
水餃子の食べ方は色々。
日本で水餃子といえば、大きく2種類の食べ方がありますね。
茹で上げた餃子を水切りしてタレにつけて食べるいわば”茹で餃子”というべきもの。そして、茹でた餃子をスープにつけたまま、餃子をスープの具として食べるいわば”スープ餃子”とでもいうべきものです。
ちなみに中国では前者の”茹で餃子”として食べられています。
本記事では、水餃子の包み方とその調理方法をいくつか紹介します。
水餃子の包み方
では水餃子を包んでいきましょう。必要なものは以下の通りです。
・水餃子の皮
>>水餃子の皮の作り方はこちら
・基本の餃子餡
>>基本の餃子餡の作り方はこちら
・水
・大葉
皮や餡が準備できてない場合は先に作ってからにしてくださいね。
餃子の皮は一枚ずつ、綿棒で好みの大きさ、厚さに伸ばします。
うちの餃子は餃子の皮に大葉を一枚入れるのですが、不要な場合は省いて結構です。餃子の皮を左手の手のひらに乗せ、餃子餡を中心付近に平たく広げます。
餡の入れすぎには注意ですが、水餃子の皮はよく伸びるのでたっぷりの餡を入れましょう。ただ、あまりに端の方まで餡を乗せてしまうと、たたんだ際にくっつかなくなるので適当なところでとどめてください。
水餃子は水がなくても皮はくっつきますが、念のため皮の縁部分に指で水をつけます。そのまま半分にたたみ、右端をつまみます。その後は左手で向こう側の皮をおくりながらを右手の指でひだを作るようにつまんでくっつけていきます。
この際、ひだを作るのは自分から見て向こうがわの半面だけで、手前側の半面は平らなままにしておきます。
それと、あまりひだを多くしすぎても餃子餡の入る量が少なくなってしまうだけなので、ひだの数は4~6個程度と考えておくといいのではないかと思います。
もし大量に仕込んで保存しておきたい場合は、この段階で小麦粉をふるったタッパーに並べて冷凍してください。
水餃子の調理法 その1(茹で餃子)
一番オーソドックスな食べ方です。熱湯で湯がいたあとタレをつけて食べます。
では、調理の仕方です。
まず、鍋にお湯を沸かします。お湯が沸騰したら餃子をお湯の中に入れ、あまり水面が波立たないくらいの火加減で餃子を湯がきます。鍋底に餃子がくっつかないようにたまに鍋を揺すります。
あまり強火で茹でて、強い対流を引き起こしてしまうと餃子の皮が破れたりして餃子の中の肉汁が漏れ出してしまう可能性があります。”茹で餃子”はあくまで餃子自体が主役なので、旨味が流れ出ないように注意しましょう。
とはいえ、弱火すぎるのも良くないので水面がグラグラするくらいの中火で茹でます。目で見て餃子が対流に煽られてダメージを受けてるような印象を受けたら火が強すぎです。
火が通ると餃子が浮かんでくるので、それを目安に餃子をあげてください。
お湯を切って、お皿に盛りつければ水餃子その1″茹で餃子”は完成です。つけだれはお好みのものを使ってください。ちなみにうちでは、二杯酢にラー油を加えた一般的な”餃子だれ”や”自家製ポン酢”などで食べています。
ちなみに上の完成写真では茹で上げた餃子がすぐに冷めないように、器にお湯も入れて保温しています。つけだれは”自家製ポン酢”。
水餃子の調理法 その2(スープ餃子)
日本における”湯で餃子”と並ぶもう一つの水餃子、”スープ餃子”です。餃子が具として食される汁物です。ワンタンスープとかに近い感じですね。
もちろん様々なレシピが存在するのでしょうが、今回紹介するのは、餃子から出た出汁をベースとして作った醤油風味のスープです。
では、調理方法に入ります。
まず、鍋にお湯を沸かします。グラグラと水面が沸騰し始めたら、餃子を加えます。今回は”茹で餃子”の時とは異なり、強火で湯がきます。
“スープ餃子”は”茹で餃子”と違い、茹で汁も主役です。なので強火で湯がいて、茹で汁に餃子の肉汁を溶け出させます。この茹で汁が出汁になるわけです。
餃子を湯がいている間に、ネギを輪切りにします。これを鍋に加えて、火が通るまで煮ます。塩、醤油、紹興酒で調味し、最後にすりごまとごま油を加え香りを出します。
これで完成。器に盛っていただきます。
ちなみに、出汁が薄ければ、ウェイパーやシャンタンなどの中華だしの素を加えても良いです。
水餃子の調理法 その3(焼き&揚げ)</h2>
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水餃子の調理法 その4(番外編「漫画飯」)
最後は番外編です。
僕の運営している別サイト<たまには漫画で舌鼓!>で以前再現してみた漫画飯です。『ドロヘドロ』(著:林田球)の”空腹虫のまかない水ギョーザ”です。
“空腹虫(ハングリーバグ)の水ギョーザと大盛りチャーハン”作ってみた!『ドロヘドロ』第12集「魔のおまけ」より。。
黒酢を使った濃いめのタレにスープのように餃子を浸した一品で”茹で餃子”と”スープ餃子”のちょうど中間のような感じですかね。
このタレ結構はまります。