“鮭の白子”の下処理方法!!
忙しい毎日でも簡単に作れ、かつ目先の変わったお料理のレシピを紹介しています。日々の食卓の参考になれば、幸いです。
今回はレシピは先日作った鮭の白子ポン酢のための白子の下処理方法です。
・秋の味覚 鮭の白子
鮭の白子が出回り始めると秋の訪れを感じます。間違いなく初秋を代表する食材のひとつです。
ちなみに白子というのは雄鮭の精巣です。栄養はたっぷりで非常に味が濃いのが特徴です。
とはいえ、独特の臭みがあるのも事実。この臭みをうまく取れるかどうかが白子を美味しくいただけるかどうかの決め手になります。
この下処理の必要性と、精巣という部位であることからか、敬遠されがちな食材であるようですが、秋の味覚として美味しく召し上られれば非常によろしいかと思います。
ちなみに、実際のところ下処理はそんなに難しくも大変でもありませんので、是非とも挑戦してみると良いのではないでしょうか。
・鮭の白子の下処理方法
[準備する食材]
・鮭の白子
・日本酒
・塩
・水
・氷
鮭の白子は、比較的お値段もお安いのも特徴です。
今回はデパートの食料品売り場で購入しましたが、このパックでお値段たったの398円。隣に陳列されていたサンマが500円越えでしたので、とてもおやすく感じます笑
さて、まずはそのままの白子をまな板に取り出し、流水でしっかりと洗って表面のぬめりを落とします。
タラの白子などに比べ、鮭の白子は比較的しっかりとしているので、そこまで神経質になる必要はありませんが、なるべく優しく洗いましょう。流水も弱めで…。
ぬめりが取れれば、次は血合いを除きます。白子の裏側に血管(?)が通っているので、取れる部分は指で外します。溜まっている血は、指で圧していけば端っこから抜くことができます。
血なども水で流し、汚れをおとしたらいよいよ白子を一口大に切り分けます。
非常に柔らかいですが、切断面から溶け出すことはないので安心して切りましょう。タラとかの場合はもう少し繊細なんですけどね。。
さて、ここで鍋にお湯を沸かします。塩も加えておきます。
一旦ちゃんと沸騰させましょうね。あとで差し水をします。
さて、お湯が沸いたらボウルに水を張って氷を加えます。茹で上がった白子を引き上げて冷やすための用意です。
ここで重要ポイント!!
この氷水に日本酒を加えます!!これによって茹で上がった白子が氷水を必要以上に吸って水っぽくなるのを防ぐことができます!!
では、いざ茹でていきましょう!
沸騰したお湯にコップ半分(100mlくらい??)の差し水をしてすこし温度を下げ、白子を投入!!
30~40秒ほどお湯の中をくぐらせます。あまりやりすぎると縮んでしまうので、気をつけましょう。半生くらいの状態であげるのがベストです。
見極めのポイントとしては、牡蠣とかと一緒で、縮み始めた瞬間を狙うことです。
それで、ちょうど良い加減で湯がけたら、火が通りすぎないように素早く取り上げ氷水につけます。
余熱でも火は通ってしまうので、手早く行いましょう。
これで下処理は終了。調理するときはキッチンペーパーなどで水気を拭き取ってから使いましょう。。
シンプルにポン酢で食べたり、鍋にしたり、燻製にしたり食べ方は様々です。
が、せっかくですのでふわっとした食感が残るようにどの料理でも火を入れすぎないように注意しましょう。
ちなみに下写真は”鮭の白子ポン酢”。
まあ、王道の調理法ですな。。
召し上がれ!!
料理もとのブログ記事はこちら
http://dailydishes.gyuujaku.com/soba_udon/goma_soba/
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