渡瑞4ヶ月。ようやくアパート入手。では引っ越し。

内見無しで新居に入居!!

さて、時間がかかった。

ようやく…ようやくというのもアパートを手に入れた。6月14日に渡瑞してから、ちょうど4ヶ月が経ち、本日10月15日付でアパートを手に入れて引っ越しを終えたのだった。

この間、実に6度、滞在先を転々とした。もちろん、こんな経験やろうとしてやれるものではない(やろうとも思わないが)ので、それなりに楽しんでいたのだが、食事面の問題などから、正直身体は限界に近かったようだ。

さて、昨日から今年初の本格的な雪が降り始め、同僚達もこの雪は春まで溶けないだろうと話していた。本格的に冬になる前に引っ越しできたことは一安心である。住居を手に入れた心の余裕からか、どうやら窓から見渡す雪景色も十二分に楽しむことができるらしい。

今日は金曜日なので、週末に最低限必要な家財道具や食材を集めるのも良いだろう。今回ある事情で、引っ越しに合わせて事前に家具を購入しておくということもできなかったのだ。というのも、実は今回はコロナのせいなのか、不動産会社の流儀なのかは不明なのだが、いわゆる内見をしていない(部屋数と総面積、家賃だけは前もって知らされていたが…)。少なくとも内見無しというのがスウェーデンで一般的というわけではないのは確からしい。

とはいえ、住宅事情が逼迫しているスウェーデンで、さらに4ヶ月も待たされて(パーソナルナンバーの待ち期間+住居契約後の入居待機期間3週間)は、もはやこれ以上 待てという方が酷だろう。少なくとも広さだけは保証されているはずだし、他に邪魔されない定住地が手に入るのならば、これまでの状況より悪くことはないはず、あとはもう出たとこ勝負といった気持ちで両手いっぱい…どころで収まるわけもないほどの引っ越し荷物を手に新居に飛び込んだわけである。


満を辞して…。いざ新居へ!!

意を決して飛び込んだ結果は、思った以上に良い物件であった。

何より台所が広いのが良い。実はコンロ、シンク、ワークトップに加えて、背面側にパンこね台(?)もあるのである。また、こちらでは大型の家電は備え付けのことが多いので、冷蔵庫を買う必要もないし、ビルドインオーブンも一般的である。これで食料関係で悩まされることも、もうないかな。

スペース自体も広く、収納も大量である。逆に広すぎて、物のなさが際立つ。早く必要なものを揃えていかなくてはなぁ…。他にもそれぞれの部屋の大きさも丁度良い。これは使い方と工夫次第でいくらでも快適に使えそうな物件である。それぞれの部屋に関しては家具を揃えてから、またおいおい。

全体として、実に良い…のだが、基本的に大型家電以外の家具は、全くないのがこちらの常識。

実際、うちの物件は玄関と廊下の台所の3箇所以外はシーリングライトすらない。もちろん電球の話ではない。配線器具から全てないのだ。自分で配線工事をしなくてはならない。しかし、こちらではこれが普通なのである。むしろ、3箇所だけでも配線が残されていたことは僥倖であった。

とりあえず、準備していた電球を取りつけて、部分的とはいえ灯りを確保できたので、これである程度の不便に目を瞑れば生活はできる。今後ライトをどうするかも考えなくてはいけない。

上述の通り、入居までは間取りもわからなかったので、家具の注文はこれからになる。スウェーデンでは日本のように注文したら即届くなどという優れた郵便制度は整っていないので、しばらくの間は 主だった家具なしで過ごさなくてはならない。そもそも今日は金曜で、こちらでは週末は郵便関係は全てストップするのだ。

同僚に安価で譲ってもらったベッドだけはあるものの、掛け布団や枕などの寝具もない。念のためにと日本から持ってきた寝袋が引っ越し荷物の中から活躍の機を窺っている。備えあれば憂いなし…というやつか。

引っ越しそばをすすり、明日を思う。

さて、やらなくてはならないことは山積みだが、とりあえず4ヶ月引っ越し荷物の中で眠っていた乾燥そばと乾燥昆布、鰹節を引っ張り出して”引っ越しそば”をば…

自分の台所が手に入ったので、持ってきた日本食類も解禁である。いや、誰に禁じられたわけではないが、元々は7月1日にアパートに入れるはずという状況から、もう少しかな…、来週には…、流石にそろそろ…と明確な終わりがわからないまま、上手く引っ張られた形になってしまったので、開ける機会を逸していたというのが正直なところ。

何はともあれ、久々の蕎麦である。まず新居に入って一番に行ったのは出汁を取る準備と”かえし”を作る準備だったのは我ながらさすが日本人といったところか…。”かえし”に関しては、本来数週間は寝かせたいところだが、今回は待てる時間がないので作り立てをいただく。

もちろん、本来”引っ越しそば”は自分が食べるものではないのは知っている。しかし、ご近所のスウェーデン人たちに渡したところで不審な目で見られるだけなので、自分で食すとする…。そもそも今のご時世、日本にいても隣家の人々に蕎麦を配るということはされなくなっているのだろうな。僕自身、日本で引っ越しをしたときも蕎麦を配ることはなかった。ちょっとしたお菓子を渡すくらいのものだった。

それにしても…。ああ、薬味が欲しい。そういえば、小口ネギは手に入るのだろうか…。わさびは…。早速明日スーパーで探してみようかしら…。


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