6月12日。ついにスウェーデン移住当日。
コロナ渦の中の渡航ということで色々と不安も多い。
一つは入国前のドバイでのトランジット、もう一つはスウェーデン入国に際して事前のPCR検査が必要かどうか、さらに、国内便への乗り継ぎが可能かどうか…。その他諸々。
というのも、ここには”居住許可”という一つの大きな要因が絡んでくる。6月12日時点、基本的に日本人のスウェーデン入国は禁止されている。しかし、それを覆す(?)強力な効力を発揮するものこそが”居住許可”である。スウェーデン政府が発行するこの”居住許可”さえあれば、準スウェーデン人(語弊があるか?)として扱われるのである。

しかし、このCOVID-19蔓延中という前例のない状況のため、何かと不透明なことが多いのだ(得てしてこういうものは大使館に問い合わせても現地当局に問い合わせても明瞭な答えは得られないものなのである…)。
ちなみに、今回はエミレーツ航空を利用してドバイ経由、ストックホルムにて国内線に乗り換えて最終目的地に向かうという旅程。
結果から言えば、拍子抜けするほどに何事もなく順調に最終目的地に到着したわけだが、内心では常に心配が拭えない旅だった。そのあたりはまた別の記事でおいおい書いていくこととしよう。
最終目的地への到着時刻は現地時刻で翌日の19時過ぎ。この時期の北欧の日は沈まない。
さて、これから新たな生活が始まる。
しかし、まずは少し時間を遡り、渡航当日 成田空港へと向かう途上に明らかになったある事実から…